立川北デンタルオフィス (東京都立川市)b-ortho導入事例 #1

立川駅すぐの歯科医院「立川北デンタルオフィス」。矯正治療は2種類あり、ワイヤー矯正とマウスピース矯正としてインビザラインGoシステムを導入しています。
一般歯科でおこなう矯正治療について、院長の櫻田 博雅先生のお話をうかがいました。

どのような矯正治療を行っていますか

成人矯正をメインに、年に約40人の患者さんが通院されています。矯正専門医とのコラボレーション治療によるワイヤー矯正が約6割で、残りは私も治療を行っているマウスピース矯正(インビザラインGo)です。 
インビザラインGoを導入してからは、歯周病など矯正目的以外で通院されている患者さんに対しても、診断の結果、噛み合せ不正の治療が必要と判断すれば矯正をすすめています。

矯正専門医とのコラボレーション治療は、
患者さんにとってどんなメリットがありますか

毎月第4金曜日に矯正専門医による診療、治療を行なっています。昭和大学歯科病院歯科矯正科出身の田邉先生は、患者さんとゴール設定を決め、担当する主治医とも話し合い、治療方針を決めています。同じ院内で矯正できれば、他の治療ともれなく連携してより良い治療が受けられる上に、治療期間、通院時間が短くなることがメリットでしょう。

矯正治療は難しいのでしょうか

患者さんに矯正が必要という判断は、矯正医と一般歯科医で異なると思います。
両方を見られる先生は少ないですが、両方を見ていないとわからないこともあります。歯科医には、歯並びのほか、虫歯、歯周病、根管の割れ、欠損、インプラント、総合的な知識が必要で、生涯勉強し続けることが、結果的に患者さんの満足につながります。

なぜb-orthoを導入を決められたのですか

矯正専門医が訪問できるのは月1回です。また、インビザラインGoで治療できる範囲は限られ、患者さんによっては当てはまらないケースもあります。

b-orthoを導入することで、矯正専門医とオンラインでつなぎ、初診や診断を院内で完結できます。特に、インビザラインGoを導入している先生には、とても受け入れやすいサービスだと思います。患者さんに矯正の機会を提案し、オンラインでカバーでき、必要な治療を取りこぼすことはありません。

東京都内に歯科は数多くあります。一般の治療レベルが同等で、さらに矯正治療もできれば、患者さんに選択してもらいやすくなります。また、矯正治療は目に見える美しさだけでなく、メンテナンスのしやすさも重要。治療完了後も、大事な歯を将来まで見続けさせていただくことが本当のゴールだと思っています。

b-orthoはどのように役立つと思われますか

矯正医を確保しにくい地域には、特に良いのではないでしょうか。例えば、都心から離れている、車でしか通えない医院などです。歯科医院と矯正専門医、それぞれにコストと時間のロスが多いと思われていることを解決できると思います。

また、矯正に縁がなかった先生にこそ知ってもらいたいサービスです。例えば、ブリッジが外れた原因が歯列不正、噛み合わせ不正なのに、治さないままブリッジを入れてもまた壊れてしまいます。(前処置としての)補綴前矯正は、フルマウスのケースが増えます。このようなケースで、b-orthoは一般歯科の強い味方になってくれると思います。

矯正経験がなくても、b-orthoの導入で治療できるでしょうか

中等度であれば遜色ない治療ができると思います。それに今は、インビザラインによるオンラインセミナーなども充実しており、矯正について学べる場はたくさんありますし、自分が治療できる範囲が広がることはプラスになります。

私のおすすめは、インビザラインGoの次に、b-orthoを導入し、その後に自身で矯正治療に取り組むことです。私も矯正治療を勉強していきたいと考えています。

インタビュー後記

櫻田院長は、大変勉強熱心な先生で、熱量を持って治療に取り組んでいる様子が伝わってきました。このような先生に診てもらえる患者さんは本当に幸せだと思います。

趣味は音楽で、ヒップホップ、R&B、ソウルから、昭和歌謡までジャンルは幅広いそう。学生時代はアーティスト出演イベントも主催されていました。この時の裏方仕事の経験から、歯科医院での裏方の動きも得意だと言います。

b-orthoのオンラインツール導入に戸惑いませんでしたか?との問いに、「ライブの現場では突然機材が変わることもありますし、b-orthoの導入も同じようなもの。使いはじめれば使えるようになるものです」と笑って答えてくださいました。

今後も立川北デンタルオフィスでより良い矯正治療ができるよう、サポートを続けます。

立川北デンタルオフィス
東京都立川市曙町2-4-4 昭和ビル3F